[イベント] 2019.4.13 sat 「平成のむすび式 vol.4 + S-VA-HA(ソワカ) 『卒哭忌/そっこくき 』」
第22回岡本太郎現代芸術賞にて、同じく僧侶として仏教儀礼を題材に
活動しているパフォーマンスグループ「S-VA-HA( ソワカ)」と共に
儀礼パフォーマンスを行います。
【平成のむすび式 vol.4 + S-VA-HA(ソワカ) 「卒哭忌/そっこくき 」】
日時:平成31年4月13日(土) 16時より
会場:川崎市岡本太郎美術館 企画室
料金:式への参列は無料ですが、美術館への入場料がかかります。
(下記観覧料を参照ください。)
FBイベントページ:
https://www.facebook.com/events/426047908153830/
【コンセプト】
風間天心の「平成のむすび式」は、《平成の終わりを一つの契機と捉え、参列者がいま「手放したいもの」を持ち寄り、僧侶による供養儀式を行う》儀礼パフォーマンスです。
平成31年という平成最後の年が始まり、丁度、百日目にあたるのが3月31日でした。4月13日に行う「平成のむすび式 vol.4 + S-VA-HA(ソワカ) 「『卒哭忌/そっこくき』」は、“平成という年号が変わる今「手放されるもの」たちへの少し遅い「卒哭忌/百か日忌」”として行います。
この観音菩薩を本尊とする「百か日忌法要」は古来より「卒哭忌」と呼ばれ、四十九日忌で来世の成仏もしくは往生した故人の親族が、その死を受け入れ、泣く(哭く)事を卒業する儀礼でもあります。
岡本太郎は『日本の伝統』で法隆寺金堂の壁画焼失事件に対し「焼けてしまった事を嘆いたり(中略)するよりも、もっと緊急で、本質的な問題がありはずです。自分が法隆寺になれば良いのです。失われたものが大きいなら(中略)その悔いと空虚を逆の力に作用させて、それよりもっとすぐれたものを作る。そう決意すればなんでもない。」と述べました。
このパフォーマンスは “平成” から “令和”への改元という機会に、岡本太郎のいう《過去に対するセンチメンタリズムを卒業し自身の糧とする事》を岡本太郎美術館という場で参列者と共に考え、実践する儀礼パフォーマンスとなれば良いと考えています。
(コンセプト文 平林幸壽 S-VA-HA)
【参列者へのお願い】
・平成の終わりを機に「手放したいもの」を持参ください。
(思い出の手紙、写真、人形、お守り、仏具、、etc.)
※持参されたものは一時預かり、改元直前を目処に
「お焚き上げ」を行います。
・連絡先をご記入いただけましたら、後日開催する
「お焚き上げ」の詳細(日程/会場)をお知らせいたします。
・可能であれば、「喪服」や「黒い服」でご参列ください。
(普段着で来ていただいても問題ありません。)
・儀式中に撮影した映像は、今後作品として使用します。
もし不都合ある方がいましたら事前にお知らせください。
【S-VA-HA (ソワカ)】
仏教・現代・美術グループ ソ-ワ-カ(S-VA-HA)
2012年、[ 仏教 ]と[ 現代美術 ]の直結を試みる[ 仏教•現代•美術 ]グループとして結成。舞踏や読経によるライブパフォーマンスやビデオインスタレーション、映像作品の制作を行なう。
メンバーのTETTAはCGや油彩での作品制作や参加型のアートプロジェクト(三十三間堂プロジェクト)を行っている。川上秀行は僧侶 – 美術家で、仏教美術と漫画文化を、現代美術の文脈で捉えた作品を制作している。平林幸壽は僧侶 – 美術家で絵画、立体作品、インスタレーションを通して現代美術と仏教の統合を試みている。
https://svahajapan.wixsite.com/svaha
【第22回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)】
―開催概要―
会期:2019年2月15日(金)-2019年4月14日(日)
休館日:月曜日、3月22日(金)
時間:9:30-17:00(入館16:30まで)
会場:川崎市岡本太郎美術館観覧料:一般:700円(560円)、高・大学生・65歳以上:500円(400円)中学生以下は無料、( )内は20名以上の団体料金
主催:川崎市岡本太郎美術館、公益財団法人 岡本太郎記念現代芸術振興財団
http://www.taromuseum.jp/exhibition/current.html#1206